私は、先輩経営者及び既に経営の第一線から退いた富裕層の方から頻繁に受ける質問があります。

その質問内容とは、

私が友人・知人の富裕層に対して行ったヒヤリングによると、最近の富裕層は以下のポイントを満たしている金融商品に投資しています。

1はすぐに理解できます。誰もが望むポイントです。

では、なぜ富裕層は『2.富裕層やプロの投資家に特化した金融商品』に投資するのでしょうか。

それは、『富裕層やプロの投資家の資金を運用することは、本当に自信が無ければできない。』と、私の知人は口を揃えて言うのです。

富裕層は一般の人々以上に『結果を重視』する傾向があります。そのような性質を持つ富裕層に特化した金融商品であれば、金融商品を運用しているマネージャーも極めて優秀であると考えているわけです。

では、今までお話しした、『富裕層が望む2つのポイントを満たす金融商品』とは何でしょうか。

それは、『ヘッジファンド』です。

『ヘッジファンド』と聞くと、「相場を混乱させる悪しき集団」といった悪いイメージを持たれる投資家も少なくないと思います。

しかし、私は、ヘッジファンドほど優れた金融商品は無いと考えています。当然、全てのヘッジファンドが優秀なパフォーマンスを出している訳ではありませんが、厳しい目を持って、優秀なヘッジファンドを選別することができれば、満足できるパフォーマンを得ることができると思います。例えば、リーマンショックで日経平均株価が暴落した2008年度において、年間パフォーマンスが10%を超えたヘッジファンドも複数存在しています。